ジョン・キャメロン・ミッチェル、ミリアム・ショア、マイケル・ピット、アンドレア・マーティン
【感想】
旧東ドイツベルリンに生まれた少年(ジョン・キャメロン・ミッチェル)は、
国を出るために、性転換手術をし、母の名前”ヘドウイック”とパスポートを
もらって、米兵と結婚、アメリカに移り住む。
しかし、手術は失敗、股間に1インチの名残と、心に大きな傷が残る。
夫に捨てられた彼女(!?)は、ロックシンガーとしての道を歩み始め…。
これはミュージカル
といっても過言ではないくらいの映画ですね。
男として生まれ自分は女性だと想っていた少年時代。
彼(彼女?)の世界は小さなオーブンの中。
大人になり性転換するが失敗しそれでも女としてミュージシャンとして
生きていくことを決める。
この映画の見所は映画全般に掛かるメロディックな音楽とヘドウィッグの
妖艶な可憐さ。
ジョン・キャメロンは男優なんだけど超綺麗。
自分の音楽を盗んだ元ボーイフレンドを追っかけてアメリカ全土を渡り歩く
姿はカッコイイの一言。
最後、裸で夜の街角を歩くシーンはほんとに美を感じます。
今月末にやる「プルートで朝食を」という映画も70’s音楽イッパイの
女になりきれない男の話。かなり楽しみです。
【お勧め度】
★★★★★
タグ:★★★★★